「運動」と「ストレス」は相反する作用が
運動シリーズということで今回は
ストレスと運動の深い繋がりを記事にします。
ストレスの記事は前にも考え方や捉え方でどう自分が向き合うかで味方にも敵にもなるような
記事を書きましたが、
ストレスホルモンの「コルチゾール」を上手に手懐けて日々をより快適に過ごしましょう。
◼︎ストレスの起こる理由
原始の時代まで遡るとイメージしやすいですが
日々アフリカのサバンナでは、「闘争と逃走」
とが先住民の脳にはあり戦って獲物を狩り食料とするか…
猛獣に襲われてそのまま命を落とすか…
まさにサバイバルな生きるためのストレスが主にあり、一過性のものに過ぎず現代人とはかけ離れたストレスの反応でした。
それと現代を比較すると一過性のものは減り慢性的なじわじわと身体と精神を蝕み脳までも萎縮させるストレスを感じてる人の割合が多い気がします。
一過性のストレスに対する対処法としてはストレスになれ、扁桃体の暴走を抑制する必要があります。逃げろ‼︎と不安やネガティブな感情を指示することで体に警告を促し
血液中にコルチゾールを分泌させ不安や緊張を掻き立て血圧は上昇し心拍数も増え動悸まで起こる…
誰しも経験があり、わかりやすい例だと思います。
そのような反応こそコルチゾールの影響です。
ちなみに運動で身体を動かし続け疲労感を伴うような反応も一種のストレス反応で
このストレスを意識的に身体に体験させることで一過性のストレスに対する反応が強くなり
メンタルが改善されることが示唆されております。
それは運動によりコルチゾールの分泌量を抑えることが可能となり運動を終了した後にも
コルチゾールの量を抑えることが可能となり
突発的な「闘争か逃走か」の判断をすることがなくなり、落ち着いて冷静に状況を判断することができるようになり前頭葉や海馬の自制心を保ったままコトを処理することが可能となります。
また運動で海馬の体積が大きくなることも証明されております。
脳細胞は1400個も海馬で産み出され
闘争か逃走の本能を運動でコントロールできるようになり前頭葉で、しっかりと状況判断が下せる。→ストレスに強くなる‼︎
ちなみに脳細胞は海馬で1400個も産み出されるだとか…
また運動は子どもにも効果てきめんです。
◼︎体力が知力を高める
フィンランドの歩数調査では、
小学 2年生 258名を対象に歩数計をつけ大人でもストレスを感じる状況時間制限を設けて計算や人前でのプレゼンなどをおこなってもらいます。
すると
毎日たくさんあるいた子どもはコルチゾールの分泌量も歩数が少ない子どもよりも低かった
それは運動で海馬(記憶の中枢で感情の制御をしている部位)が大きくためだと言われます。
高齢者の記憶力にも運動が効果的なのは言わずもがなですね。
運動の目安としては、
心拍数が1分間で最大150回になるやや激しめな有酸素運動Hiitのバーピーと身体のあらゆる部位を動かすことのできる可動域いっぱいの自重筋トレが最高ですね‼︎
これらを30分〜40分
週に2.3回続けるだけでも明らかにあなたのストレスに対する反応は強くなりますのでお試しあれ
プラス日常的にきちんとした睡眠や健康的な食事を心がけ、身体をより多く動かすためにも早歩きや階段などを意識して使うとより効果的に脳を連携させることが可能となり気がつけば身体も引き締まっていると正の連鎖を生むことが可能となります。
努力はするのではなく積み重ねていきましょう
参考文献
一流の頭脳 精神科医 アンダース ハンセン